京都:西陣
京都の西陣は西陣織の発祥の地であり,伝統工芸の盛んな場所である。5、6世紀頃、大陸からの渡来人である秦氏の一族が今の太秦に住んで、養蚕と絹織物の技術を伝え,その後,織物の工人たちは上京区上長者町あたりに集まって、織部町といわれる町をかたちづくっていたといわれます。(西陣Web http://www.nishijin.or.jp/から引用)今でもちょっと通りを歩いていくと長年の間,商いをしてきた歴史を感じさせるお店もいくつか残っていて普段は何気なく通っている道もなんかとてもいい感じに思えてくるから不思議なものである。西陣はたぶん観光客はそう頻繁に来るところではないだろうけど他の地方でもそうなんだけど本当に面白いのは観光地ではなくてこういったフツーの場所なんだよね。
奈良漬け屋さん。のれんとカブの看板の雰囲気がいいです。
千枚漬けの看板のアップ。
玩具店。置いてある商品はもちろん新しいが,並べ方がレトロ。
本屋さん。ここは前はこのようなエクステリアではなかったが,久しぶりに通ったら町屋風に改装されていたのでビックリした。
鰻屋(というのかどうかわからないが・・・)こういうところの鰻の方がスーパーなどで売っているものより格段に肉厚で脂がのっていて旨い。
酒屋さんだが店頭には野菜が並ぶ。左手の手書きの張り紙が何ともいえなくいい雰囲気だ。
コロッケ屋さん。昔は肉屋さんの片隅で販売しているコロッケを買って「ハフハフ」しながら遊んだものである。ここのコロッケもかなり美味しそうであった。
懐かしのコルゲン:ケロヨンの人形を発見。相当,年季が入っておりました。
西陣京極の入り口。昔は確かここにポルノ映画館(千本日活)があったと記憶する。
西陣京極の路地にはいるとまだまだスナック健在。こんなところでちょっと呑むのもいいかも。
住所のプレートに「仁丹」マーク
西陣京極内の銭湯「京極湯」。いいですねぇ,この看板。まだ開店前だったがおばさんが玄関でお店始まるのを待っておられました。
食料品店って言うのがピッタリのお店。胡椒から総菜まで幅広く販売してました。