大阪:茶屋町周辺

docterlecter2006-02-08

大阪梅田からほど近い茶屋町はかつて明治中期、大阪市民の行楽の地であった。鶴、萩、車という茶屋が並んで賑わい、明治22年には八角9階建ての凌雲(りょううん)閣という、当時としては珍しい高層建築も出現して、人気を博した場所でもある。(大阪くいだおれドットコムから引用)以前は企業のためのビル建設の一等地とされ地上げにより一部は買い上げられたが,バブルの崩壊で更地や一部の住居が残り荒廃した様子であった。が,最近はNU chayamachiの出現により,活気づいてきたのではないだろうか。しかし,路地を曲げればまだまだ昔の風景を未だ残す町でもある。しかし,いずれはすべて整理されこういった趣は無くなっていくのだろうなと思うのである。

新しくできた「NU chayamachi」現代風の建物で和の要素を取り入れているのがなかなかよい。

NU chayamachiの公式HPによると:「NU」は「North Umeda」の略であり、語感、カタチ、イメージを通じて、いまでない新鮮さを与えることができる造語です。またさらに、「N」は「Native」「Nature」「Natural」のほか、「New」「News」「Next」の頭文字でもあることから、当施設の特徴のひとつ“緑や自然を味わえるコリドール(遊歩空間)”と“新しい次の何か”を発信し続ける施設であることを表しています。「U」は「Urban」の頭文字でもあり、文字通り“都会のうるおい空間”を表しています。だそうである。

阪急古書のまち。文学,芸術を中心とした古書店が集まっている。数は少ないが,それぞれの店の質は高い。

映画・演劇関係を扱う書店のウィンドウ。

日本の浮世絵版画を扱う店では「安藤広重」の「大江戸百景」の本物が販売されていた,少し状態は悪いようだがオリジナルというのは十分な魅力を持っている。

安藤広重の「大江戸百景」の販売されていたものの一枚。

LOFTに「ビレッジバンガード」が入ってました。ここで都築響一の「賃貸宇宙:上・下」を購入。

MBS毎日放送)のキャラクター「らいよんチャンネル」のらいよんくん(と言うのかどうかは知らないが。。。)

「このジャングルは何?」ってビビッてしまうが,実は花屋さん。高層ビルの麓にこういうお店があるのが楽しい。

まだまだ,こういったお店も健在です。

貼り紙はこういった若者の街のシンボルなのでしょうか。。。

必ずお約束のようにあります,グラフティアート。

インド料理店でしたか,これだけ並ぶとちょっと凄い。

ちょっとロンドン風な風景。

ビルが建ち並ぶ茶屋町ですが,こんな大きい木も存在しています。

裏通りはまた別の顔をもっています。これはここに限らず何処へ行ってもそうですが。。。

貼り紙とグラフティアート。

高層ビルと民家。ブレードランナーの世界です。

茶屋町アパートの部屋札入れ。住人がいるのかどうかは謎。

神社も存在します。やはり,高層ビルとこういった建物が同じ画面に収まっていうというのは不思議な感じがします。