京都:桜のある風景

docterlecter2006-04-08

桜の淡い桃色。それは春の訪れを告げる風物である。普段はただの幹としての木がこの時期には全ての人の注目の的である。こうやって考えると「季節もの」というのは不思議なものだ。京都の「桜」はいくつかの有名な場所がある。「円山公園」「祇園白川」「平野神社」などなど,人によればもっといい場所をそして人には教えたくない秘密の桜もあるだろうし,京都の生活の中で思い出の桜もあるだろう。今年はいつになく多くの場所の「桜」を楽しむ機会があった。これほど訪れた年もここ数年では無かったことだ。そんな機会に恵まれたことに感謝して,今日の日記はいくつかの桜の風景を紹介しよう。

木屋町四条を上がったあたりの桜。まだ早い時期




木屋町四条を下がったあたりの桜。七分咲といったところ。木屋町の桜は高瀬川の風景と相まってより美しく見えるところに風情があっていい。

木屋町三条を上がったところにあるこだわりのタルトとケーキの店「キルフェボン」店の雰囲気と高瀬川の桜がなんともいえない雰囲気をだしている。


祇園白川は京阪四条駅の北方で白川は鴨川と合流する場所。ここから新橋辺りの「祇園白川」と呼ばれる地域は,町並保存地区に指定されていて,石畳に格子戸の茶屋が並ぶ花街の風情が残っています。白川沿いに多くのソメイヨシノや枝垂桜が植えられており,桜の時期には日没から9時までライトアップされていて本当に素晴らしい桜の風景を見ることが出来ます。






この時期は「舞妓さん」の姿もちらほら。


平野神社の桜。平野神社延暦十三年(七九四)桓武天皇の命によって当地(衣笠の地)に御鎮座。平安遷都に際し、御生母高野新笠姫を中心とする新進の大陸文化を導入した人々が平安の都づくりに優れた技術を用いた功績は多大であった。更に遷都後は外の護となったこと等に対して天皇の御親祭をみたもので『延喜式』に皇太子みづから奉幣される定めになっている。延喜式内社の名神大社。平安中期以後は二十二社中の五位として、伊勢・賀茂(上・下)石清水・松尾につぐ名社であった。また、源氏・平氏・高階・大枝清原氏・中原氏・菅原氏・秋篠氏等の祖神として崇められてきた。明治四年官幣大社に列し、洛西の総氏神と仰がれている。(平野神社公式HPより転載:http://www.geocities.jp/daa01397/

平野神社の昼間の桜。昼間は昼間でさわやかな感じがしていい。




平野神社の枝垂れ桜も美しい。








平野神社は桜の時期に出される「夜店」も楽しい。



平野神社の桜は苑内には、50種、本数は、400本。早咲きの品種は3月の中旬に咲き始め、遅いものは4月の20日頃に咲く品種があり、約1ヶ月間花を観賞出来ることが名所としての特色である。(桜珍種十品種の紹介:http://www.geocities.jp/daa01397/sakura.htm

平野神社の夜の風景。昼間より夜の方が活気があるという逆転現象。この時期平野神社に集う人たちみんないい顔をしてます。